木更津市にて外壁塗装
2021年11月16日
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
こちらのお客様より、外壁にヒビ割れがたくさん出来ていて気になるというご相談をいただきました。
現地にうかがうと確かに全体にひび割れが発生している状態でした。
割と大きなひび割れもあり、放置すると雨漏りの原因にもなってしまうため、外壁の補修と外壁の塗装をご提案いたしました。
先日、木更津市にて行った外壁塗装の様子をお届けいたします。
施工の様子
施工前の様子
こちらが施工前の外壁の状態です。
外壁には至る所にひび割れが見られます。
このような状態のまま放置しておくと、ひび割れから雨が入り込み、雨漏りを引き起こしかねません。
足場の施工
まずは安全で迅速な作業のために足場の組み立てを行います。
ひび割れ補修
外壁のひび割れ箇所を補修していきます。
ひび割れの状態に合わせてコーキングやパテなどを使ってしっかり補修を行います。
外壁塗装で重要な工程は、「事前調査、下地補修、塗料選定、重ね塗り‥」などがあげられますが、最重要工程は下地補修です。徹底した下地補修は、塗膜の耐用年数に直接影響する最も重要な工程。
また、一般の方には下地補修の出来栄えが判断しにくいので、手抜き工事が発生しやすい工程でもあります。
一言で下地補修と言っても、左官作業や大工作業など専門性が高い作業が必要となる場合も多くあります。多くの塗装業者は左官作業や大工作業など技術的に対応できず、酷い場合は下地補修を省略し、高圧洗浄後にいきなり塗装を行う悪い塗装業者も残念ながら時々います。
塗装工事全般に共通することですが、塗膜の剥がれやサビ、汚れなど事前に入念に除去することで塗料の接着効果が高まります。そのため、長持ちする塗装工事を行うには非常に重要な工程なのです。
高圧洗浄
続いて、高圧洗浄を行います。
屋根表面や外壁には、汚れやカビ、劣化した塗料などがたくさんついており、これらを洗い流さずにそのまま塗料を塗ってしまうと、カビや劣化した塗料を新しい塗膜の中に閉じ込めてしまうことになります。
それでは決して塗装は長持ちしません。もちろん、見栄えもよくありません。
そのため、丁寧に洗い残しなく洗浄していきます。
コーキング工事
次に、コーキングの打設を行いました。
皆さんは、なぜ外壁にコーキングが必要かご存知でしょうか?
外壁でコーキングが必要な理由は「下地の劣化を早めないため」と「雨漏りなどを防ぐため」です。
特にサイディングの外壁工事では目地に隙間が生まれてしまいます。放置すれば雨水が内部に侵入してしまうことも。
目地などをコーキングで埋めなければ、隙間は劣化しやすくなります。劣化は隙間から他の部位に広がり、外壁の寿命を短くしてしまうのです。
コーキングは主にサイディングボードの目地や、窓のサッシ周辺、換気口周辺といった隙間を埋めるために利用します。他にも、モルタル外壁の小さなひび割れを補修するためにも使われています。
まずは劣化した古いコーキングをきれいに撤去し、そして周囲にマスキングテープを貼って養生します。
そこにプライマーを塗布して密着率を高めた後、新しいシーリングを充填します。
養生
塗装に入る前に養生を行います。
外壁塗装は屋外作業になるので、どんなに気をつけても風で塗料が飛ばされる恐れがあります。
養生はそういった塗料の飛散から建物周辺や塗装の必要が無い箇所を守るための重要な役割があります。
せっかくの外壁塗装で、必要の無い箇所を汚しては意味がありません、丁寧に確実にしっかり養生を行います。
養生が終われば、いよいよ塗装作業に移ります。
外壁塗装(下塗り)
下塗りとして下地強化剤を塗っていきます。
下塗りは外壁塗装の基本となる重要な工程で、中塗り・上塗りとまったく機能も成分も違う塗料を使用します。
下塗りには、外壁材と塗料との接着力を高める、外壁材への塗料染み込みを防ぐといった役割があります。
下塗りはサイディングボード、コンクリート、モルタルなどの外壁材と中塗り・上塗り塗料との接着力を強め、耐久性に優れた外壁塗膜を作り出すのが目的です。下塗りで使用すると量は「下地強化剤」とも言われ、下塗りを行わなければ外壁材にこの後行う中塗り・上塗りの塗料が定着しないのです。
また、下塗りをしないで中塗り・上塗りをすると、外壁材を直接塗装することになります。すると、塗料の気泡、その他の要因により外壁材を逆に傷める可能性があります。また、表面をきれいに塗装しても、塗料が外壁材に染み込むため、時間が経過すると塗りムラが発生し、美観に優れた外壁塗装にはなりません。
今回使用したのは日本ペイントのファインパーフェクトシーラーです。
外壁塗装(中塗り・上塗り)
続いて仕上げ塗料を2回に分けて塗装します。こちらは中塗りの様子です。
中塗りが乾きましたら、次回は上塗りから行っていきます。
仕上げ塗料はファインパーフェクトトップを使用しています。
ラジカル制御技術によって高い耐候性があり、長期間美しい状態を保ってくれます。
▷参考サイト:パーフェクトトップ(日本ペイント)の特徴や評判を解説
前回までに外壁の中塗りが完了していますので、今回は外壁の上塗りから行います。
上塗りは、外壁塗装の3回塗りにおける最後の仕上げの塗装です。
上塗りには塗膜の仕上がりを美しくする、耐久性をさらに高めるといった役割があり、下塗り・中塗りと同様に欠かせない工程です。
上塗りが正しく施工されなかったり、省略されてしまったりすると、本来、塗料に期待できる耐用年数よりも早い段階で剥がれやひび割れが生じるおそれがあります。
その結果、外壁の腐食が起こったり、住宅の構造体に水分やカビ、虫などが侵入し、家全体の寿命を縮めることになってしまうのです。
完工
これにて全ての塗装作業が完了いたしました。
お色もブラック系になりクールな印象になりました。
外観はもちろんのこと、建物の防水性や耐久性も上がって雨風や紫外線にも強くなり、以前より過ごしやすいお家になったかと思います。
施工担当者より
この度は、君津名匠 平野屋にご依頼いただき誠にありがとうございました。
気にされたいたひび割れも一つ一つ丁寧に補修を行い、防水性のある塗料で塗装しておりますので、防水性が回復しています。
外壁のひび割れは放置していると少しずつ大きくなり、横殴りの雨の時にひび割れの隙間から建物の内部に雨が侵入してしまいます。そうすると外壁の内部で柱を腐らせたりと建物の耐久性そのものが低下し、また雨漏りの原因にもなってしまいます。
外壁は最初は塗装によって防水性を持っていますが塗料が劣化すると防水性が低下して、外壁そのものが水を吸収することでひび割れが起きやすくなります。
定期的な塗り替えによって外壁を保護することが建物を雨漏りなどから守ることにつながります。
▷参考サイト:外壁のひび割れ(クラック)の原因は?危険度や対処法をわかりやすく解説
木更津市の屋根・外壁塗装は君津名匠 平野屋にお任せください!
現場住所 | 木更津市 |
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施工内容 | 外壁塗装、コーキング工事 |
施工箇所詳細 | 外壁全体 |
外壁使用塗料・塗料色(下塗り) | ファインパーフェクトシーラー(日本ペイント) |
外壁使用塗料・塗料色(上塗り) | ファインパーフェクトトップ(日本ペイント) |