富津市にて屋根塗装

2021年10月13日

• 屋根塗装

施工前の様子

こちらが洗浄前の様子です。

遠目からもわかる通り、塗装が剝がれて色褪せています。
このような状態だと見た目もよくないですし、何より防水性や耐久性が低下していますので、屋根材の劣化が進みやすい状態です。

施工の様子

それでは屋根塗装の様子をご紹介します。

草刈り・木の伐採

まず、足場を組み立てる前に周りの片付け、草刈り、木の伐採をします。木の伐採は、施主様のご依頼で、造園屋さんに伐採を依頼しました。

    　　

足場設置

続いて足場を組み立てます。

塗装作業において基本的に足場は必須なもの。なぜかというと、塗装の仕上がりを最高品質なものにするため、そして職人の安全な作業のためです。これは建築基準法でも定められています。

足場があることによって、どんな高さや場所でも手元で作業ができるようになります。つまり、塗料を正確な分量で、正確に塗布することができるということです。せっかく塗装をするのですから、塗りムラが残っている外壁は絶対に避けたいですよね。もちろん、塗り残しなどは必ず残さぬように塗装を行いますが、足場があることによってより確実に、正確に塗装作業を行うことができます。

また、職人はもちろん作業時に十分注意を払いながら作業を進めますが、予期できないトラブルが起こる可能性はゼロではありません。そして、高所作業で足場の上で安全帯を装着して作業するのと、ハシゴの上で作業するのではトラブルが起こる可能性は全く違ってきます。
やはりお引き渡しの際には事故やトラブルなど無く、気持ち良く施主様に完工をお伝えしたいというのが我々職人の願いです。
このような理由から、足場は塗装工事において必須となるのです。

参考サイト

屋根修理に足場って必要なの？必要性や費用などを解説します

高圧洗浄

続いて高圧洗浄を行います。

屋根・外壁塗装工事では、塗装前の下準備としてこの高圧洗浄は非常に重要な作業です。
仮に高圧洗浄をしっかり行わずそのまま塗料を塗ってしまえば、壁面と新しい塗膜の間に汚れ・ゴミ・カビ・コケなどがそのまま残ってしまいます。
そうなると塗料と壁面の密着度が弱くなってしまい、その箇所から塗膜の浮きや剥がれが発生するリスクが高まります。
汚れの上から塗料を塗っても仕上がりに大差は生まれないかもしれませんが、塗膜の耐久性に大きく影響を及ぼすのです。
仕上がりにはわからないような作業だからこそ、この高圧洗浄をしっかり行うか雑に行うかが優良塗装業者と悪質な塗装業者の境目になるのです。

シーリング補修

高圧洗浄が終われば、破損箇所等をシーリング補修をします。

漆喰補修工事

屋根の漆喰補修も行いました。

今回使用した漆喰は、シルガードという南蛮漆喰です。
防水性が高く、シリコンなどが含まれているため強度が高い材料です。

塗装作業の様子

下地調整などが終わりましたので、屋根塗装に移ります。

まずはベースの下塗りを行います。
そして塗料が完全に乾いた後に、上塗り用の塗料で中塗り・上塗りを行います。

今回の施主様の屋根は、モニエル瓦の為、モニエル瓦推奨塗料であるオリエンタル塗料「クールくん マイティーシリコン」を使用しています。モニエル瓦をはじめ、乾式コンクリート瓦のスカンジア瓦、クボタ洋瓦などの塗装に適した塗料です。

完工

以上で屋根塗装が終わりました。

担当者からのコメント

モニエル瓦は築10年を過ぎたころから、紫外線や雨風の影響によって塗膜が劣化し、屋根材が傷み始めると言われています。また、モニエル瓦の特徴である綺麗な色が色褪せてしまい、さらに表面の防水性が機能しなくなってくると苔やカビなども生えてきてしまいます。苔やカビは瓦内部に根を張り、モニエル瓦の主成分であるセメントを脆くしてしまう原因に。そのため、防水性だけではなく耐久性までもが落ちてしまうのです。

そうならないためにも、塗装によるメンテナンスで綺麗で丈夫な屋根を維持することが大切です。

参考サイト

屋根塗装が必要なモニエル瓦とセメント瓦について解説

屋根に草や苔が生えると雨漏りの危険が！放っておかず早めの対策を

屋根塗装の必要性を解説！放っておくと雨漏りの原因に

この度は君津名匠 平野屋にご依頼いただき誠にありがとうございました！
外壁塗装・屋根塗装をお考えなら、職人歴40年以上　君水市の君津名匠 平野屋へぜひご相談ください。

　

同じカテゴリの記事