千葉県君津市にて　屋根塗装

2021年3月2日

• 屋根塗装

千葉県君津市にて行った屋根塗装工事の様子をご紹介します。

施工の様子

施工前の様子

こちらが施工前の様子です。

屋根の方は経年劣化によるサビや色褪せ、乾燥が見られます。屋根材表面をコーティングし、雨水や太陽光から屋根を守るための塗膜が劣化している状況です。
そのため、屋根材の吸水性が増し苔や藻を発生させてしまうのです。苔・藻は雨水の排水を滞らせてしまうため、雨漏りの原因にもなりかねません。
さらに、太陽光による乾燥が繰り返し起こると、屋根材に浮きや反りを起こし割れやすくなってしまうのです。

広範囲でこのような状態が見られると、屋根のカバー工法や葺き替え工事が必要となってきます。

屋根の高圧洗浄

次に屋根の高圧洗浄をしていきます。

この写真で見るとわかるように、表面にはこんなにも汚れが付着しています。高圧洗浄をすることによって、蓄積された汚れを一気に落としていくというわけです。

屋根の錆止め塗装

屋根の棟板金など金属部分に錆止め塗装を行います。

屋根下塗り

次に屋根の下塗り作業です。
下塗りを行うことで上塗りなどの仕上げ塗料の密着度を高めることができます。

タスペーサー挿入

下塗りの後はタスペーサー挿入を行います。

屋根塗装の際に屋根材の隙間を塗料がふさがないようにするための板状の道具のこと。「縁切り」と呼ばれる塗装の工程で必要となる道具です。

縁切りは、屋根塗装の際に屋根材の隙間を作る工程のこと。一部の屋根材の内部は雨が入り込む性質があるため、水の出口がないと裏側に水がたまって結露が発生し、屋根裏を腐食させてしまうのです。最悪の場合は雨漏りの恐れも。それを防ぐため、屋根材の内部にある水を外に逃がす隙間が必要というわけです。

しかし、屋根塗装をすると水の逃げ道である隙間が塗料でふさがれてしまいます。そのため、屋根材の裏側に水がたまらないよう隙間を作る道具の1つがタスペーサーなのです。タスペーサーは、屋根材のコロニアル、カラーベストが使われている「スレート屋根」のみに使用できます。

▷参考サイト：スレート屋根塗装で必須の「タスペーサー」について解説

タスペーサーを屋根材の隙間に挿入していきます。
このようにして、ストレート屋根を縁切りしていきます。

屋根の中塗り・上塗り

下塗りが乾いたら、屋根の中塗り・上塗りを行います。
使用した塗料はこちらです。

ファインパーフェクトベスト＜日本ペイント＞

こちらの主な特徴は、紫外線による劣化を防ぐ機能を持っているため耐久性・耐候性がよく、耐用年数に期待できる点と、屋根の色褪せを防ぎ、綺麗な状態を保つことができることです。

中塗りの役割は、下塗り材の色を消し、上塗り塗料の密着をより高めることです。
基本的に上塗り塗料と同じ色を使います。中塗りを省いて上塗りだけで仕上げてしまうと必ず塗りムラができてしまうため、欠かせない工程なのです。

中塗りのあとは、中塗りと同じ塗料を重ね塗りする上塗りを行って仕上げます。

工事によって改善された点

塗料が劣化し、コケが生えていた屋根をしっかり洗浄して塗装をすることで、屋根の劣化の進行を抑えて防水性が回復しました。

施工担当者より

この度は弊社にご依頼いただき誠にありがとうございました。
今後お家のメンテナンスに関することでご不安な点やお悩みがありましたらお気軽にご相談くださいませ。

屋根は外壁よりも紫外線や風雨の影響を受けやすく、劣化しやすい場所でもあります。
また見えにくい場所なので劣化に気が付きにくい場所であり、気づいた時には劣化が進行して雨漏りが起こっていたなどということもあります。
新築の屋根は防水性のある塗料で保護されていますが、塗料が劣化してしまうと防水機能が衰えて特にスレートなど凹凸のある屋根は水が溜まりやすくなります。
水がたまったところにコケが生えてしまうとそこに常に水分がある状態になり、ますます劣化が進行してしまいます。
スレートは水分を吸収しやすく、吸水と乾燥を繰り替えすことでひび割れを起こし、その隙間から雨が入り込んで雨漏りを起こすこともあります。
なかなか気が付きにくい屋根ですが、定期的な点検を受けることで雨漏りを未然に防ぐことができます。

▷参考サイト：屋根塗装の必要性を解説！放っておくと雨漏りの原因に

君津市での屋根塗装は君津名匠 平野屋にお任せください。点検や見積は無料で承っております。

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